マンション管理について知っておきたいこと


マンション購入においては、そのマンションの管理状況がどうなっているか調べておく必要があります。

中古マンション購入時には、不動産仲介業者だけでなく、マンション管理に詳しい方のアドバイスを受けることができれば良いでしょう。多くの方は、購入してから詳細を知ることになってしまいます。

 

このサイトで、できるだけお伝えしますので、参考になればうれしい限りです。

 

マンション管理は、快適な居住環境の維持と資産価値の保全のために非常に重要です。マンション管理の主な項目は以下の通りです。

 

🏢 建物・設備の維持管理

 

マンションの建物や設備の維持管理は、日常的な清掃から専門的な点検、計画的な修繕工事まで多岐にわたります。

 

法定点検

 

建築基準法や消防法、水道法などの法令に基づき、定期的に実施が義務付けられている点検です。管理組合が専門業者に依頼し、年間計画を作成して区分所有者に周知することが重要です。

 

・主な法定点検項目:

  給水設備・排水設備

  消防用設備機能点検

  電気設備

  エレベーター保守点検

  空調設備保守点検

  特定建築物建築設備

  空気環境測定

  防虫・防鼠

 

日常点検・保守点検

 

清掃や照明器具の修理・交換、エレベーター・消防設備などの保守点検が含まれます。管理会社がこれらを担当することが一般的です。

 

・具体的な内容:

  共用部分(廊下、階段、屋上、外壁など)の清掃

  植栽の手入れ

  共用設備の点検(自動ドア、宅配ボックス、配水管など)

 

長期修繕計画と修繕工事

 

経年による劣化に対応するため、外壁改修工事や給排水管のメンテナンスなどの大規模な修繕工事が計画的に行われます。25年以上の計画期間で策定されることが望ましいとされていますが、基本的には30年以上、かつ、大規模修繕工事が2回含まれる期間となっています。

長期修繕計画に基づき、修繕積立金が使用されます。

 マンションの購入時には、物件概要で管理会社の実績や管理費・修繕積立金を確認することが大切です。

 

🧑‍💻 管理組合の運営・会計

 

管理組合は、マンションの管理を適正に行うための組織であり、その運営には会計や書類の管理も含まれます。

 

事務管理業務

 

管理組合の総会や理事会の運営、会計業務、各種契約事務など、事務全般を指します。

・業務例:

  管理費や修繕積立金の出納管理

  管理規約・使用細則の管理

  総会や理事会議事録の作成・保管

 

管理員の勤務形態

 

管理員の勤務形態には常駐、日勤、巡回などがあり、提供されるサービス内容やコストに影響します。

常駐: 24時間体制でセキュリティを重視。

日勤: 平日の日中に勤務する最も一般的な形態。

巡回: 複数の物件を定期的に巡回し、コストを抑える。

 

💰 管理費・修繕積立金

 

マンションの管理には、管理費と修繕積立金が必要不可欠です。これらはお互いに使途が異なります。

 

・管理費: 日常的なマンション管理にかかる費用

  共用部分の電気代・水道光熱費、設備の保守管理費

  管理会社への委託費

  管理員の人件費、清掃費

  植栽管理費など

・修繕積立金: 長期的な修繕や大規模な工事に伴う費用に充てられます。

 

 

 

管理会社が管理しているから安心とは思わないで、長期修繕計画を見直すときは、必ず、外部の専門家を入れて管理組合として判断するべきでしょう。

 

そうしないと、単なる長期修繕計画の書類として残り、のちにトラブルとなることがあるかもしれません。そうならないようにすることが大切です

 

マンション業者の管理業務主任者は、管理組合に対し、管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務の報告をの行うために必要な国家資格であり、資格者です。

管理業務主任者は、管理会社のために働く方です。

マンション管理士との違いは、マンション管理士は管理組合の立場に立ってアドバイスを行います。

そのことからわかるように、両者は、異なる立ち位置でマンション管理に関わります。

 

マンション管理会社だけに管理を任せないことも、管理組合として重要なことだと思っております。

 

 

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